韓国女子の肌がきれいなのはなぜ?洗顔習慣とクレンジング選びの考え方

韓国女子の肌がきれいなのはなぜ?洗顔習慣とクレンジング選びの考え方

韓国女性の肌の印象を支える習慣として、データで確かめられるのは「毎日の洗顔を、肌に負担の少ない方法で続けること」です。韓国の公的調査では毎日使う洗顔料は泡洗顔料1種類が多数派で、朝のスキンケアも平均3品程度という民間調査があります。洗顔料を選ぶときは、メイクの濃さ、洗顔後のつっぱり、こすらずに済むかの3点で確かめるのが現実的です。

私たちBTTRは、韓国で敏感肌を考えたクレンジングをつくっているブランドです。この記事では「韓国女子の肌がきれいなのは、洗顔に秘密があるの?」という疑問に、公開された調査と研究で確認できる範囲で答えます。遺伝や食生活など、洗顔以外の要因はここでは扱いません。

「10ステップ」は韓国の日常なのか

日本でも知られる「韓国式10ステップ」は、実際の生活習慣とは距離があります。英BBC Science Focusは、このルーティンが2015年の書籍をきっかけに広まり、欧米向けにK-ビューティーを紹介する手段として使われた可能性を指摘しています。同誌によると、調査会社Kantarが2021年に韓国女性1,500人を対象に行った調査では、朝に使う製品は洗顔料を除いて平均3品ほどでした(BBC Science Focus)。

医療側の見方も近いものです。米クリーブランド・クリニックの記事でVij医師は、時間も費用もかかる10ステップを患者に勧めないと述べています(Cleveland Clinic)。

毎日使う洗顔料は、泡洗顔料1種類が多数派

洗顔そのものについても、韓国の日常は意外なほどシンプルです。韓国食品医薬品安全処が2015年1月に15〜59歳の女性892人・男性908人を対象に行った調査では、毎日使う洗顔料は泡洗顔料1種類という回答が多数を占め、クレンジングオイルやバームの使用頻度はそれより低い結果でした。この調査は、K-ビューティーのマーケターであるOdile Monod氏がブログで出典とともに整理しています(The Monodist)。10年以上前のデータである点は割り引いて読む必要があります。

別の角度から、韓国の皮膚科外来を受診した1,015人を対象にした調査(Cho et al., 2017)では、1回に使うスキンケア製品は3〜6品という人が69.4%でした。女性が最もよく使うメイク製品はBBクリーム(57.0%)です(PMC収載論文)。毎晩落とす対象は、日焼け止めとベースメイクであることが多いと読み取れます。

二重洗顔が毎日必要かどうかは、敏感肌の視点から英語記事「Do You Need to Double Cleanse?」で詳しく扱っています。

洗顔料のpHは何を左右するのか

洗顔料の表示で見かける「弱酸性」は、洗浄料のpHに関する研究と結びついています。

米国立医学図書館のPubMedに収載された2024年の研究では、市販の洗浄料250製品のpHを測定したところ、3.59から10.83まで大きな幅がありました。石けん37製品はすべて強いアルカリ性でした(PubMed, 2024)。同じ「洗顔料」でも、肌に触れる液性はまったく異なります。

pHの違いが皮膚にどう影響するかを調べた研究もあります。健康な20人の前腕に、pH3・5・8に調整したスキンケア製品を5週間塗り続けたところ、pH8の部位では経表皮水分蒸散量(肌から逃げる水分量)が有意に増え、刺激物質(1%ラウリル硫酸ナトリウム)にさらしたときのバリアの乱れも大きくなりました(PubMed)。

ただし、この研究は洗い流す洗顔料ではなく塗布型の製品を使い、対象も前腕の20人に限られます。「弱酸性なら肌がきれいになる」とまでは言えません。アルカリ性の製品を毎日繰り返し使う場合、バリアへの負担が積み重なる可能性がある、という程度に受け止めるのが妥当です。

こすらない洗い方が土台になる

どの洗顔料を選んでも、洗い方で肌への負担は変わります。米国皮膚科学会(AAD)は、次のような洗顔の基本を示しています(AAD)。

手順 AADの推奨
洗顔料 アルコールを含まない、研磨剤のないやさしい洗顔料
塗り方 指先で広げる。タオルやスポンジは刺激になりうる
洗い方 ゴシゴシこすらない
すすぎと拭き方 ぬるま湯で流し、柔らかいタオルで押さえるように拭く
回数 朝と夜の1日2回、汗をたくさんかいた後

韓国の多数派が「1種類の洗顔料」で済ませている事実と合わせると、特別な製品を増やすより、この基本を毎日守るほうが再現しやすい習慣です。

クレンジング選びの3つの基準

洗顔料・クレンジングを選ぶときに確かめたいのは、次の3点です。

  1. その日のメイクの濃さ:日焼け止めと軽いBB・クッション程度か、濃い色メイクやウォータープルーフか。
  2. 洗顔後のつっぱり:洗い上がりに突っ張る、乾くと感じるなら、洗浄の強さや液性を見直す合図です。
  3. 摩擦の少なさ:長くこすったり、何度も洗い直したりせずに済むか。
メイクの状態 考え方 選択肢の例
日焼け止めのみ、軽いBB・クッション 1本でメイクを落として洗い上げられるタイプ、または泡洗顔料 ミルクトゥフォーム
濃い色メイク、ウォータープルーフ 先にメイクを落とす工程を加える バームタイプ、専用リムーバー
目元が刺激を受けやすい 顔全体と分けて、目元を先にやさしく落とす 目元用リムーバー

BTTRのミルクトゥフォームが合う人、合わない人

私たちBTTRの「ハイドラバリア クレンジングミルクトゥフォーム」は、表の1行目のような日に向けてつくった洗顔料です。夜は乾いた顔にミルクとしてなじませてメイクを落とし、水を加えて泡に変えてから洗い流します。朝は濡れた手で泡立てて使います。弱酸性の範囲で設計し、アミノ酸系の洗浄成分と保湿・バリア成分を組み合わせています。製造は韓国コルマーです。

公式商品ページに記載された試験では、メイクアップの洗浄率96.17%、日焼け止めの洗浄率95.04%という結果が示されています(BTTR公式商品ページ)。数値は商品ページに記載された試験条件での結果で、使用感や落ち方には個人差があります。

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一方で、ウォータープルーフのマスカラやアイライナー、濃い色メイクの日には向きません。その日はメイクを先に落とす工程として、バームからミルクに変わる「ソフトメルトアウェイ クレンジングバームトゥミルク」や専用リムーバーを組み合わせてください。豊かな泡としっかりした洗い上がりを好む方、特定の成分で反応した経験がある方も、成分表を確認してから選ぶことをおすすめします。まず小さいサイズで試したい場合は、25gのミニサイズがあります。

クレンジングミルクと敏感肌の相性については、英語記事「Is Cleansing Milk Really Better for Sensitive Skin?」も参考になります。

FAQ

新しい洗顔料に替えるとき、気をつけることは?

一度に複数の製品を替えないことです。クリーブランド・クリニックの記事では、アレルギーを避け、効果を見極めるために新しい製品はゆっくり取り入れるよう勧めています(Cleveland Clinic)。洗顔料を替えたら、しばらくは他のアイテムを固定して肌の様子を見ると、合う・合わないを判断しやすくなります。

熱めのお湯で洗ったほうが、汚れはよく落ちる?

AADは、洗顔もすすぎもぬるま湯で行うよう推奨しています(AAD)。温度を上げるより、洗顔料をメイクの濃さに合わせて選ぶほうが、落とす力と肌への負担のバランスを取りやすくなります。

成分表はどこまで確認すべき?

特定の成分で赤みやかゆみが出た経験がある方は、購入前に全成分表示を確認するのが確実です。前述の韓国の皮膚科外来受診者の調査では、購入時に成分を最も重視すると答えながら、79.2%が成分を確認せずに化粧品を購入していました(PMC収載論文)。重視している点ほど、実際に確かめる習慣が役立ちます。

ミルクトゥフォームは朝の洗顔にも使える?

使えます。朝は濡れた手で泡立て、泡洗顔料として使います。夜はメイク落としと洗顔、朝は泡洗顔と、1本で役割を切り替えられます。

まとめ

韓国の洗顔習慣から日本の読者が取り入れやすいのは、洗顔料を増やすことより、メイクに合った1本を選び、こすらずに毎日続けることです。日焼け止めと軽いベースメイクが中心の方は、BTTR ハイドラバリア クレンジングミルクトゥフォームの商品ページで、使い方と試験条件を確認してみてください。